消費者のための法制度や教育を知る手助けをします

中里 真
NAKAZATO Makoto


行政政策学類
准教授・修士(法学)


法律
教育・学習支援

    

夢:消費者被害を見逃さない市民社会を実現させたい







法・行政・社会学系

専門分野
 消費者法、民法(複数当事者間での契約の法解釈)

研究内容
 一般契約理論はもとより、若年者や高齢者がきわどい勧誘方法や謳い文句などで締結した契約に起因する被害を回復したり、未然防止したりするためにはどのような法制度や施策が必要かという観点も持って研究を進めています。そこで得た知識は、適格消費者団体(NPO 法人)や各種審議会委員の活動にも活きています。また、弁護士、消費生活相談員、生協連の方と接する中で市民目線の重要性を強く意識するようになり、「市民講座」などでも法学教育を行っています。





想定するパートナー
 市民団体、自治体・教育組織などの公共機関

具体的な連携、事業化のイメージ
 契約の法制度に関する講演、消費者施策への助言

代表的な取組
 福島県、福島市、川俣町などで審議会委員を務めています。また、福島県内の行政相談委員代表者会議や消費者行政協議会で適格消費者団体に関する講演を行ったほか、一般向け講座・司法書士研修会での民法改正に関する講義を行ってきました。

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
 「冠婚葬祭互助会の解約規定と消費者契約法9条の関係」、「民泊制度に伴う法的課題」(ともに『先端消費者法問題研究』(2018.)所収)など。