子どもたちの研究活動をサポートします

水澤 玲子
MIZUSAWA Leiko


人間発達文化学類
准教授・博士(農学)


教育・学習支援
人材育成

夢:最後までやり遂げる人材を育てたい







自然科学・情報学系

専門分野
 植物の繁殖生態学・島嶼生態学(島の植物が独自の進化を遂げる、生態学的な背景について、研究しています。)

研究内容
 伊豆諸島に生育するクサギという植物の仲間を対象に、生き物同士の関係が植物の繁殖様式の進化にどのように影響するのかについて、研究しています。具体的には、①DNAを用いた系統関係の解明や、②花を訪れる昆虫と花形態との関係、そして、③花の上で送粉者を捕食するカマキリ類やクモ類が、植物の繁殖に及ぼす影響などについて調べています。野生生物の研究では、化学や物理の実験のようなきれいなデータが得られることは稀です。対象種の性別や調査地の気候等、様々な要因で大きくばらつくデータを、どのように扱うべきか。統計的手法についての相談にも応じます。




想定するパートナー
 中学校・高等学校のSSHや生物部、環境教育系NPO 等

具体的な連携、事業化のイメージ
 部活動やSSHの研究、市民参加型調査等に対する助言

代表的な取組
 福島県高等学校文化連盟、第30回福島県高等学校生徒理科研究発表会、審査員。NPO 法人わかば自然楽校、公益財団法人ふくしまフォレスト・エコ・ライフ財団、福島市小鳥の森(共催)「あだたら生物クラブ」にて市民参加型の結実調査。(講演・観察会等の活動は、スケジュール調整の都合上、月に一つまでとさせて頂いております。遅くとも6か月前までにお問い合わせください。)

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
 Mizusawa et al.(2014) Comparison of pollination characteristics between the insular shrub Clerodendrum izuinsulare and its widespread congener C. trichotomum,PSB,29:73-84.