地域や火山の成り立ちを調べ、その魅力や災害を語ります

長橋 良隆
NAGAHASHI Yoshitaka


共生システム理工学類
教授・博士(理学)


環境
教育・学習支援 防災・都市計画

    

夢:破局噴火がいつ・どこで・どうして起こるのかを解明したい







自然科学・情報学系

専門分野
 火山地質学、第四紀地質学、テフラ(火山灰)学

研究内容
 過去の自然環境を知ることは、自然環境の現在の評価や将来予測のためにも重要です。人間が生活や社会活動を営む平野や盆地、多くの人が訪れる火山とその周辺の自然景観などが、どのような過程を経て今そこにあるのか。地域の成り立ちと火山の噴火史についての地質学的研究を進めています。
 最近は、吾妻山・安達太良山・磐梯山の爆発的火山噴火史の解明に取り組んでいて、それと福島盆地や猪苗代湖における火山泥流との関連を調べています。




想定するパートナー
 地方自治体、地質系コンサルタント

具体的な連携、事業化のイメージ
 火山噴火と災害に関する講演、火山防災に関する助言

代表的な取組
 ・駒止湿原保存方策調査検討委員会
 ・福島県火山噴火緊急減災対策砂防計画検討委員会(吾妻山・安達太良山・磐梯山作業部会)
 ・吾妻山・安達太良山・磐梯山火山防災協議会
 ・火山噴火と災害に関する講演
 ・福島県環境アドバイザー

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
 ・ふくしまの火山と災害.歴史春秋社、2006年.
 ・猪苗代湖湖底堆積物コア(INW2012)からみた猪苗代湖の形成と年代.
  福島大学磐梯朝日遷移プロジェクト、福島民報社、2016年.