19世紀ロシア文学を主としたロシア文化を紹介します
吉川 宏人
YOSHIKAWA Hiroto


経済経営学類
教授・文学修士


教育・学習支援

夢:年齢、職業などを問わず福島の皆さんにロシアについて関心を持ってもらうこと








地域文化・言語学系

専門分野
 19世紀ロシア文学

研究内容
 ロシアは日本の隣国であるにもかかわらず、日本におけるそのイメージは、寒い、暗い、強権的、気味悪いと否定的なものが連なります。これは日本がロシアときわめて特殊な付き合い方しかして来ず、彼の地の情報が正しく伝わらないからですが、ロシアは本当はよい付き合い方をすべき、優れた文化や国民性を有する国です。たとえロシアが好きでなくとも、ロシアが隣国である限り、隣国とは付き合わないわけにはいきません。それなら可能な限り「よい」付き合い方をすべきでしょう。ロシア文化の精華ともいうべき19世紀ロシア文学を中心にロシアという国を福島の皆さんに紹介することで、この国の魅力を知ってもらいたく思います。研究では19世紀ロシア文学の巨匠N.ゴーゴリの作品世界を掘り下げています。

想定するパートナー
 外国の文化に興味のある方

具体的な連携、事業化のイメージ
 

代表的な取組
 2017年 福島大学経済経営学類主催 郡山市民無料セミナー講演「自由な人々の行方―ロシア・ウクライナのコサックについて」
 2007年 福島県立美術館「シャガールのゴーゴリ作『死せる魂』版画展」における講演、資料提供

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
 吉川宏人「ゴーゴリ『狂人日記』における「演じること」」(商学論集 2006年)
 吉川宏人「ゴーゴリ『ローマ(断章)』―自伝として、物語として」(スラヴィアーナ 2005年)
 吉川宏人「ゴーゴリ『外套・鼻』」(翻訳)(講談社文芸文庫 1999年)