福島の農業再生をサポートします
果樹の新たな可能性を模索します

高田 大輔
TAKATA Daisuke


食農学類
准教授・博士(農学)


食・農
教育・学習支援 地域・産業振興 環境 ものづくり技術

    研究室 URL:http://www.agri.fukushima-u.ac.jp/

夢:福島県に儲かる果樹産業を!







生物・農学系

専門分野
 果樹園芸学
 モモやブドウの栽培。放射性セシウムの分配

研究内容
 放射性Csの果樹樹体内における動態について様々な研究を行なっています。例えば、樹体表面に多くの放射性セシウムが付着していることを突き止め、この成果は事故翌年に実施された樹皮の高圧洗浄によるCs除去へとつながりました。
 果樹の栽培から流通までの様々な問題に対して取り組んでいます。果肉障害低減策やドローンや3D再構築技術を用いた空間把握と樹形の改善、青果物の海外輸出に関する流通環境・嗜好性の現地検証についても調査しています。被災地への新規果樹の導入に関して、実証研究を企業、他大学、自治体と行っています。



想定するパートナー
 農業者・農業団体、農業・食品周辺産業

具体的な連携、事業化のイメージ
 果樹栽培に関する新規事業、復興事業

代表的な取組
 農林水産省、『果樹の放射性セシウム低減技術の開発』において、果樹樹体内の放射性セシウムの動態を突き止めた。農林水産省、『青果物の海外輸出プロジェクト』にて果実類の海外輸出時の流通環境、品質調査、嗜好性調査を行っている。『デジタルアース共同利用特定課題研究』にて、空撮写真を利用したモモ樹の整枝・剪定効果の評価を行っている。

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
 Takata D.Translocation of Radiocesium in Fruit Trees.In:T.M.Nakanishi and K.Tanoi(eds.).
 Agricultural implications of the Fukushima nuclear accident.(Springer-Verlag)