福島大学研究推進戦略


理事・副学長(研究・地域連携担当)挨拶
    

福島大学は、地域と共に歩む人材育成大学として、自由、自治、自立の精神に基づき、各教員の自主性に基づく多様な研究を尊重しています。自然や社会に関わる課題の解決に積極的に取り組み、日々研究を推進しております。

研究組織としては、学類を横断して教員が所属する学系を構成しており、現在8つの学系があります。全ての教員は自身の専門領域を基に学系に所属し、自身の研究活動とともに、地域社会の多様なニーズに応えることを重要課題として、研究交流を行っております。

地方創生や地域分散型社会に向けた取組が求められる中、地域とともに歩む知のプラットフォームとして福島大学の更なる研究力の強化と研究活動の発信を図るため、この度「研究推進戦略」を策定いたしました。

研究者の多様な発想に基づく研究および個々の研究の独立性を最大限に尊重するとともに、取り組むべき指針を明確にし、研究活動を活性化させることで、分野横断的な共同研究や新領域への展開を通じ、今後も地域や社会の課題解決に貢献する所存です。     




福島大学研究推進戦略
    

福島大学は、第3期中期目標において、東日本大震災と福島第一原発事故からの学びを活かし、「新たな地域社会の創造」に貢献できる"地域と共に歩む人材育成大学"としての使命を果たすとともに、「21世紀的課題」が加速された福島における中核的学術拠点として、一層の発展をめざすことを謳っています。
そうした中で、福島大学が進める研究活動の重点課題として「地域における課題解決に結びつく研究の強化」、「21世紀的課題を解決・克服するための研究力の向上」そして「学術の発展に寄与する基礎研究の発掘・育成・強化」を掲げ、以下の5つの柱を研究推進戦略として定めます。     

 ○ 研究資源の効果的な配分

 ○ 地域・社会への研究成果のわかりやすい発信と情報共有

 ○ 若手研究者・女性研究者の育成と支援

 ○ 研究ネットワークの拡充

 ○ 外部資金獲得の推進