野生生物のDNA鑑定

兼子 伸吾
KANEKO Shingo


共生システム理工学類
准教授・博士(学術)


環境

    研究室 URL:https://sites.google.com/site/conservationecologyfukushima/home

夢:研究活動を通じてまだ誰も見たことのない何かを見ること
  教育活動を通じてその仲間を増やすこと







生物・農学系

専門分野
 保全生態学、分子生態学

研究内容
 野生生物からサンプルを採取し、DNAを調べることによって、その生物の生態や歴史的な背景などを明らかにする研究を行っています。野生生物の生態にはわかっていないものも多く、保全や管理が必要なものの、どうして良いかわからないということも多々あります。そのような場合、具体的な対策をとる前に、その生き物の生態等について、DNAマーカーを使って調べることにより、管理に有効な知見を得ることができます。











想定するパートナー
 地方自治体、NPO

具体的な連携、事業化のイメージ
 野生生物のDNA解析事業

代表的な取組
 ・生態学に関する教育プログラムの実施
 ・絶滅危惧種の保全についてのアドバイス

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
 Satoh K,Shutoh K,Kurosawa T,Hayasaka E,Kaneko S(2018)Genetic analysis of Japanese and American specimens of Scirpus hattorianus suggests its introduction from North America.Journal of Plant Research 131:91-97.
 Anderson D,Toma R,Negishi Y,Okuda K,Ishiniwa H,Hinton TG,Namba K,Tamate HB,Kaneko S(2019)Mating of escaped domestic pigs with wild boar and possibility of their offspring migration after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident.Scientific Reports