発光デバイスの医療応用をサポートします

稲田 シュンコ アルバーノ
INADA Shunko Albano


共生システム理工学類
准教授・博士(工学)


ライフサイエンス
健康・福祉 ものづくり技術


夢:低副作用・臓器温存に特化したガン治療デバイスの実用化







応用理工学系

専門分野
 医用工学、光生物学

研究内容
 本研究では発光ダイオード(Light-Emitting Diode: LED)の医療応用に関する研究を行っています。
 具体的には難治性皮膚疾患に特化したUVA1-LED光線治療器を開発し、低温や疾患部位のみの照射を実現し、安全かつ効果的な治療ができるようになりました。
 ガン治療の研究では、ガン細胞の種類によって細胞死誘導できるピーク波長が異なることを見出し、in vitroでは既に白血病、皮膚癌、胃癌、大腸癌、乳癌に効果があることが分かってきました。現在は低副作用、臓器温存が可能なガン治療の実現を目指して研究開発に取り組んでいます。










想定するパートナー
 企業、研究機関、農業関連団体

具体的な連携、事業化のイメージ
 研究開発の助言、共同研究、受託研究

代表的な取組
・UVA1-LED光線治療器の研究開発
・腹腔鏡下手術に特化した蛍光クリップおよび蛍光検出システムの研究開発
・ガン細胞光吸収計測バイオチップ
・植物病原菌予防システム
・ガン治療デバイスの研究開発

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
「紫外線照射の制御方法及び紫外線照射装置」(特許5933986)
「半導体発光素子による光線治療方法、及び半導体発光素子による光線治療システム」(特開2007-151807)
「The invention relates to a method of phototherapy by a semiconductor light-emitting element, and a system of phototherapy with a semiconductor light-emitting element」(US20080281385A1)
「蛍光体、蛍光クリップ及び検出対象部位の検出システム」(特開2016-108501)
「農作物の製造装置および製造方法」(特願2023-091592)
「生体埋込型紫外線照射デバイスおよび生体埋込型紫外線照射システム」(特願2023-92686)