フィールドを通じて地域課題に挑む

村上 早紀子
MURAKAMI Sakiko


経済経営学類
准教授・博士(学術)


防災・都市計画

    

夢:地域公共交通を育て、地域を育てる






経済・経営学系

専門分野
 地域経営、まちづくり、地域交通

研究内容
 地方都市では、路線バスなど地域公共交通が欠如した「交通空白地域」が拡大しています。そうした地域で、行政や交通事業者に代わり、住民組織が主体となって新たに交通を動かす取り組みがみられています。その運営手法や課題を明らかにすることで、今後さらに人口減少や高齢化が進行する地域であっても、安心して移動・居住していくための対策を検証しています。
 また、地方都市では、空き家や空き店舗をはじめとするストックが増加しています。今日、それらを「資源」として捉えることで有効活用を図る取り組みがみられています。そこで、活用を図る上での手法や、行政やまちづくり会社など関連する組織体制の在り方について研究しております。

想定するパートナー
 行政、地域組織、都市再生推進法人

具体的な連携、事業化のイメージ
 地域公共交通、地域づくりワークショップの企画運営、空きストックの有効活用に向けた実態調査

代表的な取組
 ・地域公共交通会議の委員・アドバイザー
 ・公共空間活用に関する実態調査
 ・地域づくりワークショップの企画運営

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
 共著『初めて学ぶ 都市計画(第二版)』、市ヶ谷出版、2018年
 単著『買い物環境向上のための移動支援の展開に関する研究』第16回助成事業研究論文集、公益財団法人生協総合研究所、2020年