農商工連携や農を核とした地域活性化をサポートします

原田 英美
HARADA Hidemi


食農学類
教授・博士(農学)


食・農
地域・産業振興 経営支援

夢:元気な農業経営者を増やしたい







生物・農学系

専門分野
 農業経営学、農産物流通論、フードシステム論

研究内容
 現在の農業は、使う人や食べる人を見据えて生産・出荷していくことが重要です。農業者が農産物を食品事業者や消費者に直接販売することも多くなりましたが、従来の市場出荷とは異なる対応が必要になります。農業経営者が食品事業者や消費者と良好な関係を築くための条件や、食品事業者らとの連携を通じた農業経営の成長などについて研究しています。特に、農産物の特徴を踏まえた取引や経営管理に関心があります。福島に来てからは、林業と水産業に関する研究にも取り組んでいます。



想定するパートナー
 農業経営者、食品事業者、まちづくり団体、自治体など

具体的な連携、事業化のイメージ
 地域や経営の資源を活用して新たな農商工連携や6次産業化の体制をつくり、プロジェクトを実施する。

代表的な取組
 食農実践演習で、「飯舘村に人を呼ぶ」「飯舘村の特産品をつくる」「飯舘村の農地と周辺環境を守る」をテーマに、飯舘村の課題解決と地域活性化の活動を学生と展開しています。

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
・共著『農業経営の存続、食品の安全』昭和堂、2020年
・共著「原子力被災地域における農林水産業の復興過程と今後の課題」『協同組合研究』第41巻第1号、2021年
・単著「福島県における震災後の農業経営高度化の動き―顧客との信頼関係構築による原子力災害への対応―」『農村経済研究』
 第39巻第1号、2021年
・共著「但馬牛ブランドの確立と維持の取り組み―地域資源を活用した伝統的なシステムと新たな動き―」『福島大学地域創造』
 第33巻第1号、2021年