うつ病、適応障害、発達障害などについて解説します
片山 規央
KATAYAMA Tadahiro


保健管理センター
教授・博士(医学)


健康・福祉
ライフサイエンス

夢:できるだけ多くの人が、健康で充実した生活が送れるようになること







健康・運動・心理学系

専門分野
 精神医学、神経科学、電気生理学

研究内容
 実験動物(ラット等)を用いた電気生理学的な研究を主に行ってきました。具体的には、報酬課題や社会的行動中の神経活動を電極にて記録し、それらの神経活動が精神疾患のモデル動物ではどのように変化しているのかを調べることによって、精神疾患の発現メカニズムを解明することを目的としています。このような研究手法から、実験動物の異常行動を改善させる薬物を見つけ出すことによって、新しい治療薬の開発につながる可能性も期待されます。


想定するパートナー
 製薬企業等

具体的な連携、事業化のイメージ
 ラット単一ニューロン活動や脳波の記録や行動実験のノウハウ提供等

代表的な取組
 新規治療薬の開発に役立つ行動指標や生理学的指標の確立等

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
 ・「海馬から前頭前皮質への神経経路の過剰興奮がラットの異常行動を惹起する」Jodo et al., Cerebral Cortex 2005
 ・「ラットの社会行動中の扁桃体ニューロンの神経活動はフェンサイクリジンによって変化する」Katayama et al., 2009
 ・「報酬課題や社会行動中のラット腹側被蓋野の神経活動はフェンサイクリジンによって抑制される」Katayama et al., 2013