森里川海の連環・生態系機能を評価・解説します
福島 慶太郎
FUKUSHIMA Keitaro 食農学類 准教授・博士(農学) |
夢:生態系の中の見えない因果関係をあぶりだし、環境問題に効き目抜群の処方箋を見つけたいです
生物・農学系
専門分野
森林生態学、生態系生態学、生物地球化学、森林育成学
研究内容
地球環境問題が顕在化する昨今、森林の持つ多面的な生態系機能にますますの関心が集まっています。
私は、物質循環という手法を武器に、森林生態系を構成する大気-動植物-土壌-渓流における水や養分などの物質の動きに着目して、生物多様性の維持機構、水源涵養・水質浄化機能、炭素固定機能といった生態系機能を評価しています。つまり、森林生態系の健康診断です。
また、森林-河川-里山・都市域-沿岸・海洋域を含む生態系連環も研究対象です。流域全体の生態系機能が最適となるような森林管理・流域管理を検討・診断しています。
私は、物質循環という手法を武器に、森林生態系を構成する大気-動植物-土壌-渓流における水や養分などの物質の動きに着目して、生物多様性の維持機構、水源涵養・水質浄化機能、炭素固定機能といった生態系機能を評価しています。つまり、森林生態系の健康診断です。
また、森林-河川-里山・都市域-沿岸・海洋域を含む生態系連環も研究対象です。流域全体の生態系機能が最適となるような森林管理・流域管理を検討・診断しています。
想定するパートナー
農林水産業従事者、自治体、森林組合、漁業協同組合、環境・土木系コンサルタント業、自然環境や生態系に関心のある企業や個人
具体的な連携、事業化のイメージ
・生態系機能の最大限発揮させるための森林管理・河川管理の計画策定・評価
・森林渓流・河川・湖沼・沿岸海洋における水質形成要因の究明
・生物・土壌・水等の環境試料の採取・実験計画、元素分析、結果解釈
・森林渓流・河川・湖沼・沿岸海洋における水質形成要因の究明
・生物・土壌・水等の環境試料の採取・実験計画、元素分析、結果解釈
代表的な取組
・森林の渓流水質形成機構の解明と攪乱影響評価
・植物の生存・適応戦略と土壌環境との関係解明
・水圏生物の生活史が河川水質や生産性に与える影響
・森里海連環の視点に基づく河川・沿岸域における森林生態系機能の役割の解明
・冷温帯天然林における集水域単位のシカ防護柵の生態系機能保全効果と実用性の検証
(芦生生物相保全プロジェクト ABC project)
・森里海連環学による地域循環木文化社会創出事業(木文化プロジェクト)
・植物の生存・適応戦略と土壌環境との関係解明
・水圏生物の生活史が河川水質や生産性に与える影響
・森里海連環の視点に基づく河川・沿岸域における森林生態系機能の役割の解明
・冷温帯天然林における集水域単位のシカ防護柵の生態系機能保全効果と実用性の検証
(芦生生物相保全プロジェクト ABC project)
・森里海連環学による地域循環木文化社会創出事業(木文化プロジェクト)
代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索))
・福島慶太郎 (2012)「森のバランス-植物と土壌の相互作用」第21章 窒素の循環,森林立地学会編,東海大学出版会.
・論文・その他著作等は上記にて
・論文・その他著作等は上記にて