土壌の改良や保全・持続可能性についてアドバイスします
放射能汚染や環境についてもアドバイスします

大瀬 健嗣
OHSE Kenji


食農学類
教授・博士(農学)


環境
食・農

    

夢:地球生態系に配慮した、持続可能な農業を広めたい






生物・農学系

専門分野
 土壌学、環境化学、環境放射能

研究内容
 土壌科学を基軸にして、農林生態系における物質動態、植物と土壌との相互作用、持続可能な農地管理法、放射性物質の動態などについて幅広く調査・研究を行っています。
 具体的には、①有機栽培期間が水田土壌の微生物相とメタンフラックスに及ぼす影響、②被覆植物の生育に影響する環境要因の解明、③有機資材と緑肥植物を用いた除染農地の地力回復、④農林生態系における放射性セシウムの存在形態解析、等の研究に取り組んでおり、得られた知見に基づいて市民講座等で福島農業の復興や持続可能な土壌管理の重要性について提言しています。




想定するパートナー
 自治体、農業協同組合、農業団体、農業者

具体的な連携、事業化のイメージ
 農地環境評価、土壌肥沃度診断、土壌適正診断

代表的な取組
 長年にわたり消費者庁主催の市民講座「食と放射能に関する説明会」の講師を務めました。

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
 ・Ohse K, Kitayama K, Suenaga S, Matsumoto K, Kanno A, Suzuki C, Kawatsu K, Tsukada H (2015)
  Concentration of Radiocesium in Rice, Vegetables, and Fruits Cultivated in Evacuation Area at Okuma Town,
  Fukushima. Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry. 303. 1533-1537