音楽授業研究及びコミュニティでの音楽活動のサポート

杉田 政夫
SUGITA Masao


人間発達文化学類
教授・博士(教育学)


教育・学習支援
健康・福祉 人材育成

夢:人と音楽との関係(人間にとって音楽とは一体何か)を根源的次元で考究しつつ、
民主主義と社会正義を大切にした音楽教育哲学を構築し、それに立脚したオールタナティブな
音楽科カリキュラムを構成することを、生涯の目標としています



夢:日本の諸地域における社会・文化的脈絡に符合したコミュニティ音楽療法の理論構築と実践研究
を積み重ねていきたいと思っています。これは、音楽行為(ミュージッキング)を通じて、より
良い社会をつくっていく、という壮大な夢(希望)へと連なっています














地域文化・言語学系

専門分野
 音楽教育学、コミュニティ音楽療法研究

研究内容
・近代音楽教育史をテーマとして扱っており、特に明治期における唱歌教材の構成理念にみるヘルバルト主義(ドイツ教育思想)の影響に着目しています。
・近年は、音楽教育の哲学的探究をメインに据えています。とりわけ過去20年程度、欧米において盛んに議論、研究されている音楽教育と民主主義、社会正義との関係性に焦点を当てています。
・コミュニティ音楽療法の理論研究、及びノルウェーにおける実地調査を進めつつ、日本の諸地域における実践的な展開を試みています。

想定するパートナー
 学校各校種、フリースクール、福祉施設など

具体的な連携、事業化のイメージ
・学校の先生方と協働して、音楽科の授業研究や教材開発を進めることができたらと思っております。
・フリースクールや福祉施設などに対し、コミュニティ音楽療法の理論的な情報提供が可能です。

代表的な取組
・北名古屋市社会福祉協議会、及び名古屋芸術大学音楽療法実践グループ「マイエ」メンバーと協働して、2015年~2021年にかけて毎年(コロナ禍の2020年は除く)、障害の有無に拘わらず音楽的な交流を促す「親子♪音楽を楽しむ会」の実践、研究に関与してきました。
・2021年11月29日、被災地からいわき市へと避難している双葉幼稚園の子ども達を対象に、上記「マイエ」メンバーらと協働し、「五感を刺激する音楽ワークショップ」を実施しました。
・2017年8月11日に、ノルウェーにおけるコミュニティ音楽療法の実地調査の成果をもとに、三重県音楽療法地域推進協会主催の研究会にて講演「ノルウェーの音楽療法の現在(いま)」を行いました。
・これまで幾度となく、福島大学附属小・中学校音楽科の研究協力者として、学校公開における指導助言等を担当してまいりました。

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
・杉田政夫・伊藤孝子・青木真理「ノルウェーにおけるコミュニティ音楽療法の今日的展開に関する研究―スティーゲへのインタビュー及び実践現場への訪問調査を中心に―」『福島大学地域創造』第32巻第2号、2021年、37~53頁。
・スティーゲ,ブリュンユルフ・オーロ,エドヴァルド著、杉田政夫監訳、伊藤孝子・菅田文子・青木真理・谷雅泰訳『コミュニティ音楽療法への招待』風間書房、2019年。
・杉田政夫「音楽教育哲学における『社会正義』論の地平 ―ポストコロニアル批評、脱構築、リベラリズムに基づく議論の諸相」日本音楽教育学会編『音楽教育学』第48巻第1号、2018年、13~24頁。
・青木真理・谷雅泰編著、杉田政夫・高橋純一・柴田卓・柴田千賀子・三浦浩喜著『転換期と向き合うデンマークの教育』ひとなる書房、2017年。
・杉田政夫『学校音楽教育とヘルバルト主義』風間書房、2005年。