様々な校種における英語の学習方法及び指導方法

佐久間 康之
SAKUMA Yasuyuki


人間発達文化学類
教授・博士(国際文化)


教育・学習支援
人材育成

夢:言語習得理論に基づき科学的かつ効率的に英語の指導を行える人材の育成







地域文化・言語学系

専門分野
 英語教育学・心理言語学
 英語の読みと聞き取りのポイント、英語の理解及び産出における記憶の役割

研究内容
 英語理解におけるワーキングメモリ(Working Memory)の働きについて多角的視点から多様な認知発達段階の学習者を射程に研究を進めています。特に小学校外国語活動のような緩やかな言語刺激が言語習得にどの程度の影響力を持つのかについて認知心理学の理論に基づき研究しています。さらに、中学校・高等学校・大学にいたる人間の成長過程における認知発達を軸にした長期的変容にも興味を持っております。基本的に一定の理論に基づく実験調査における数量的データの統計分析により科学的証明を行っていますので、感覚的な発言は行わないように心がけています。




想定するパートナー
 各種教育機関(学校及び教育委員会等)

具体的な連携、事業化のイメージ
 小学校・中学校・高等学校の教育関係者とともに英語指導の在り方を模索する。

代表的な取組
 2012年度~現在「福島県英語指導力向上事業」、運営指導委員(外部有識者)
 2012年~2013年、文部科学省「外国語教育における「CAN-DOリスト」の形での学習到達目標設定に関する検討会議」、委員

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
 【主な著書】
 1)佐久間康之 著(2023)『小中学生の英語学習におけるワーキングメモリの基礎研究』(風間書房)全224頁.
 2)鈴木渉・佐久間康之・寺澤孝文 編著(2021)『外国語学習での暗示的・明示的知識の役割とは何か』(大修館書店)全173頁.
 3)太田信夫・佐久間康之 編著(2016)『英語教育学と認知心理学のクロスポイント』(北大路書房)全305頁.