美術作品のより深い鑑賞体験のためのお手伝いをします
加藤 奈保子
KATO Nahoko 人間発達文化学類 准教授・博士(文学) |
夢:美術をとおした異文化理解を進めていきます
地域文化・言語学系
専門分野
西洋美術史(カラヴァッジョを中心としたイタリア・バロック絵画)
研究内容
ヨーロッパを訪れた際、各地の教会や美術館で数えきれないほどの絵画・彫刻作品を目にし、それぞれの出来栄えに圧倒されることでしょう。こうした美術作品には制作された当時の社会や文化、思想が映し出されています。同時代の各種史料を手がかりにそれらを読み解き、ひとつの作品が成立していく過程を考えていくのが美術史です。美術史を知ることは、芸術家や作品に対するより深い理解につながります。また、多様な視点から作品を鑑賞できるようになります。
想定するパートナー
各種教育・文化機関、市民講座など
具体的な連携、事業化のイメージ
市民の方を対象としたヨーロッパ美術に関する講義
代表的な取組
専門分野にかかわる講演のほか、市民講座などで黄金比や日本の美術について幅広くお話しています。美術鑑賞は生活をより豊かにする体験だと思います。様々な美術作品に関する知識を深めると同時に、本物を見る目を養うお手伝いができれば幸いです。
代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索))
「カラヴァッジョ作《勝利のアモル》に関する一考察-とくにミケランジェロ芸術の受容について-」『美学』第55巻