環境計画、環境教育(原子力・放射線教育を含む)を支援します

後藤 忍
GOTO Shinobu


共生システム理工学類
教授・博士(工学)


環境
教育・学習支援

    

夢:福島第一原発事故の教訓を踏まえた環境計画、
  環境教育を広く展開したい







生物・農学系

専門分野
 環境計画、環境システム工学、環境教育

研究内容
 環境計画について幅広く研究しています。具体的には、1)地理情報システム(GIS)を活用した生物生息空間の計画、2)資源・廃棄物の流れを把握する物質フローの分析、3)環境計画の進行管理に貢献する環境指標の開発や環境負荷の“見える化”、4)人々の意識・行動の変革を促すための環境教育教材の開発や環境メディアの特性分析、などです。1)~3)は地方自治体の環境基本計画等との関連性も深く、実際の計画策定にも携わってきました。4)については、小学生対象の環境教育事業を2001年から協働で実施してきた他、3.11後は原子力・放射線教育の教材開発も行っています。





想定するパートナー
 国、地方自治体、NPO・NGO

具体的な連携、事業化のイメージ
 環境指標による評価、物質フローの推計、環境教育事業の企画・運営

代表的な取組
 <環境計画等の策定に携わった事例>
 ・福島県環境基本計画(2004~2014年)
 ・福島県循環型社会形成推進計画における福島県の物質フロー推計(2007、2011、2014、2020年)
 ・福島市再生可能エネルギー導入推進計画(2015年)
 <環境教育、普及啓発イベントに携わった事例>
 ・ふくしまエコ探検隊(福島市、2001年~現在)
 ・環境省3R推進マイスター(環境省、2007年~現在)
 ・ふくしま環境フェスタ(福島市、2013年~現在)

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
 ・「福島県における2017年度の物質フローの推計」、福島大学地域創造、Vol.32、No.1、3-22、2020年
 ・『みんなで学ぶ放射線副読本~科学的・倫理的態度と論理を理解する~』、合同出版、2013年
 ・「チェルノブイリ博物館とコミュタン福島の展示を比較して」、フクシマ・アクション・プロジェクト事務局
  『「コミュタン福島」は3.11以降の福島をどう伝えているか』、7-68、2018年
 ・「福島第一原子力発電所の事故後に発行された文部科学省の放射線副読本の内容分析」、環境教育、Vol.30-1、19-28、2020年