教育評価や人事評価など、評価全般について助言します

横内 裕一郎
YOKOUCHI Yuichiro


経済経営学類
准教授・博士(言語学)


教育・学習支援
経営支援 人材育成

     研究者データベース URL:https://researchmap.jp/u16yoko

     夢:あらゆる場所で行われるすべての評価には意味があることを涵養し、評価する側、
       される側のすべての方にとって評価が有意義なものになることを志し、
       評価活動の研究・啓蒙活動を行っております








地域文化・言語学系

専門分野
 英語教育学、言語テスティング、心理統計学、パフォーマンス評価、ルーブリックの作成

研究内容
 これまで英語教育学を中心に研究を行い、特にスピーキング評価を中心にタスクの研究(再話・要約)の研究をしてまいりました。それらの研究活動を通じ、言語テスティングという分野の研究に貢献してきました。この分野では初歩的なものから複雑なものまで様々な統計モデルを使用するため、文系人材でありながら、ある程度統計学に精通していると自負しています。
 そこで、現在は複雑な統計モデルを使って、英語におけるパフォーマンス評価の厳しさが時系列とともにどのように変動しているのかをひと目で理解することができるプログラムの開発に取り組んでいます。2024年度以内を目処にこのプログラムを公表できるよう努めておりますので、様々な状況において我々の研究グループが作成したプログラムを使ってもらえるようになると幸いです。

想定するパートナー
 文部科学省、都道府県・市町村の教育委員会等、教育行政に関わる方及び教育実践に関わる方(特に英語教育)
 パフォーマンス評価(主に学習評価や人事評価など)を行う立場にある方

具体的な連携、事業化のイメージ
 パフォーマンス評価の取り組み方、スピーキング活動の取り組み方等に関する講演、ワークショップ。
 人事評価など、更に広い意味でのパフォーマンス評価実施のための助言、ルーブリックの構築などに取り組むことが可能です。

代表的な取組
 研究活動を通じ、より効果的な評価方法の調査を行ったり、教育委員会等が主催する研修会でパフォーマンス評価に関する講演・講師を担当したりしています。

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
共著『実例でわかる英語スピーキングテスト作成ガイド』大修館書店,2022年
共著『Investigation of EFL learners' diagnostic assessment capabilities for a classroom-based speaking test』ARELE (Annual Review of English Language Education in Japan),30,2019年
共著『教育・心理・言語系研究のためのデータ分析 : 研究の幅を広げる統計手法』東京図書,2018年
学位論文『Effects of task conditions on spoken performance in retelling』筑波大学,2018年