タブレットを活用したスポーツ動作分析方法の紹介
本嶋 良恵
MOTOSHIMA Yoshie


人間発達文化学類
准教授・博士(体育学)


教育・学習支援
健康・福祉

夢:スポーツ動作分析を通して競技力向上に貢献すること







健康・運動・心理学系

専門分野
 スポーツバイオメカニクス

研究内容
 様々なスポーツ動作を対象に、高速度カメラや床反力計を用いて動きを計測し、数値化することで、スポーツパフォーマンスを客観的に評価しています。研究結果は、スポーツ現場へ還元していくことを目指しています(図1)。また、体操競技の宙返りや野球のバッティングといった各スポーツの専門的な動作だけでなく、多くのスポーツにおいて重要である跳躍動作について、踏切時の地面を蹴る力に着目した研究も進めています。
 高価な機器を用いた計測が多いですが、スポーツ現場という限られた計測条件でのアスリートサポートの経験から、状況に応じて、タブレット等を活用した動作分析も取り入れています。




想定するパートナー
 学校、スポーツチーム、企業など

具体的な連携、事業化のイメージ
 タブレット端末を活用した動作分析の方法を紹介するとともに、目的に応じた活用方法を一緒に検討していきます。

代表的な取組
 野球、フィールドホッケー、フェンシング、視覚障がい者柔道など、様々なスポーツ種目を対象に、動作分析やゲームパフォーマンス分析手法を用いてアスリートサポートを行ってきました。

代表的な成果(全ての業績リストはコチラ(教員・研究者情報検索)
 踏切面の違いが体操競技選手および陸上競技跳躍・混成選手のリバウンドドロップジャンプ遂行能力および跳躍動作に及ぼす影響. 体育学研究, 61(1): 1-10, 2016.